12.PTA「関わり方改革(案)」具体案編ー委員廃止(最終回)
久々に更新します。
前回のブログ(11.PTA「関わり方改革(案)」具体案編ー委員廃止(その3))を読み返していると、具体案編をもう一つ書くと言っているので、書きます。
PTA会長になり、現在は3ヶ月ほど経ちますので、日々いろんなことが動いています。その中で感じることや、ツッコミどころや、今後の方針など、私の考えもアップデートされています。
今は強烈に、
目の前の反対意見(?)に一つづつ答えていても、前に進まないない!
と思っているので、
PTA会長になる前に考えていた「具体案編」を書くのは、ちょっと退屈なのですが、とりあえず書いてみます。。。。
今日は、「地域委員をなくしたら、地域との関係はどうするのか!」というご意見に対してです。
前提情報としては、
①地域活動が盛んで、結構大きな夏祭りやら、いろいろと子供達がお世話になっている地域です。
②地域委員の役回りは、「敬老会」と「ボランティアの取りまとめ」があります。
③「ボランティア」は、「委員」とは別で、「各家庭に1回」手を上げる義務があります。その年のボランティアは、4月当初にイベントごとに割り振られ、そのイベントが開催される時だけ手伝えばいいのです。
「地域なんて関係ない。地域の会議のほとんどは、出席されている人生の先輩方の生きがい創出の場ではないかー!」と言う気は一切ありません。
PTAの負担感からくるストレスマグマの放出先を、「地域との絶縁」に向けるようにする人がいますが、ちょっと違うように、私は思います。
(もちろん、ご長老方と対話をして、PTAの負担を減らしていく余地は、沢山あると思います。が!)
また、これらの方は、PTA役員OB・OGだったりしますので、味方につけつつ(或いは、傍観者にとどめつつ)進めないと、本丸である「PTAの組織のお掃除」が進みません。スタンドから物を投げつけられたら、フィールドでのゲームはできませんので。。。。
はい!地域との関係は、いろんな意味で重要です。
実際、夏祭りの準備などは相当大変です。ありがとうございます。
さて、
私が言っているのは「関わり方改革(案)」です。
同じことをやるにしても、関わり方の質が違えば、全く違った形になると思います。
クジで決められる委員がやるのではなく、主体的にやれる人、やってくれる人にお任せすればいいのです。
というか、地域委員が担っているのは「ボランティアの取りまとめ」なので、取りまとめ機能がなくなるだけです。
今のやり方を変えれば、そもそも取りまとめ機能をなくすことも可能だと思いますし。。。。
でも、まあ、感情論の人たちは、「委員」と「ボランティア」の違いは無視して、「地域との関係がーーーーー」と叫ばれます。
で、一旦、その土俵に乗るとして、、、、
仮に、万が一、当日手伝う人が誰もいなければ、地域に謝りに行けばいいのですよ。
PTA経由のボランティアでなくても、自治会経由で小学生の保護者(=PTA会員)がお手伝いに行ったりしていますしね。
地域に「誰の子供のためにやってると思ってるねーん!」と怒られる筋合いではないです。
ただ、これと同時に、PTA内で「ボランティアを機動的に募る機能」を持つべきです。「やってもいいよ」って人に、「お願ーい」がちゃんと届く手段を整備しておく必要があります。
夏祭り前に、
「○日○時から2時間程度。テントを運んだりする要員が○名不足しています。どなたかお手伝いいただけませんかー?」
と発信できる機能です。
で、手を上げてくれた人がすぐにわかる機能です。
(LINEのような、双方向でやりとりができるもの。ミマモルメは一方通行。)
ちゃんと手段を持てば、「各家庭1回の(強制)ボランティア」ではなく、「お、ちょっと手伝いますよ!のボランティア」が集まりますって。
地域に迷惑はかけません。
「子供達が夏祭りを楽しみにしている!」ってだいたい親は思ってますもん。
手伝いがいなければ、成り立たなくなるだけでしょ。あたりまえ!
やりたくても出来なくなる。。。。世の中そんなことなんぼでもありますやん。
地域の行事、、、、我が事として考える「仕組み」にしておけば、やりたい人、できる人が毎年手伝ってくれます。
そんな人が居なくなる頃は、、、、地域の人口減少が進み、地域という概念すらなくなっている時でしょう。。。。きっと。知らんけど。
「だから、それを誰が取りまとめるのかー!!!!」という声が聞こえてきます。
そもそも(現在の古い)委員の仕事の質が変わるので、
「ボランティアを機動的に募る機能」があれば、誰かがちょこちょこってやるだけでしょう。本部に、専属で配置してもいいし、そういうお世話をしてくれる人を募集してもいい。
少なくとも、クジで強制的に決めて、1年間その任にあたる「委員」はなくせます。
以上。
P.S.
「敬老会はーーーー!」という声も聞こえてきますが、「え?そもそもPTAが敬老会に人を出すの⁉︎」勉強不足ですみません。。。。
いや、わかりますよ。地域との関係、お年寄りへの敬意、子供達と、、、、。何れにせよ、「委員を廃止しませんか?」に対しての反論としては、重箱の隅ですね。
如何様にでも調整できます。